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排水口とラブレター
誰もが同じ音楽を聴いて、音楽がわたしたちを繋いだり、離したりした。そんな時代を過ごしてきた――。中前結花さんが、平成のヒット曲になぞらえていつかの思い出を語る連載エッセイ。第1回は、スピッツの「チェリー」と人生で初めて渡したラブレターのこと。
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22時の「なんでもないよ」
誰もが同じ音楽を聴いて、音楽がわたしたちを繋いだり、離したりした。そんな時代を過ごしてきた――。中前結花さんが、平成のヒット曲になぞらえていつかの思い出を語る連載エッセイ。第2回は、宇多田ヒカルの「Flavor Of Life」。「ううん、なんでもない」で思い出す、2組の夫婦のお話です。
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9年前から心に住む、不動産屋のあのひと
反抗期だってなかったのに、珍しく不機嫌に揺れたあの春のこと。そんなときに、東京で一度だけ出会った不動産屋さんのこと。中前結花さんが、過去のヒット曲になぞらえていつかの思い出を語る連載エッセイ。平成最後となる今回は、槇原敬之の「遠く遠く」と、東京に越してきた9年前のお話です。
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決戦は4月30日。一番好きなあの子に会いに行く
いつも叱られてばかりだけれど、結局は、あの人といるわたしが一番自由だ――。中前結花さんが、過去のヒット曲になぞらえていつかの思い出を語る連載エッセイ。DREAMS COME TRUEの「決戦は金曜日」にのせて、平成の終わりを一緒に過ごしたある人のことを綴ります。
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大人はスーパーマンじゃないけれど
「30代への突入。我ながら、難しい年齢に差し掛かったなと思う。いったい『大人』ってなんなのだろう」――。エッセイスト・編集者の中前結花さんがSMAPの『たいせつ』にのせて綴る、通勤電車で起こったある事件と当時の上司のこと、それから、大人になるということ。
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ロマンチックとレコーダー
妙な特技のせいで、わたしは時々傷いたり悲しくなったりする。「アンドロメダ」の歌詞を見るに、もしかしたらaikoも同じなのかもしれない――。エッセイスト 中前結花さんが、かつてのヒット曲になぞらえていつかの思い出を語る連載、第6回。
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泳ぐように、溺れるように、書いている
「わたしは、”途中”を愛せないんだよなあ」。文章を書く最中は、いつも苦しくて仕方がない。なのにどうして、この仕事を続けているんだろう――。エッセイスト 中前結花さんがJ-POPになぞらえて書く連載エッセイ、第7回。(サカナクション/新宝島)
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恋は、たとえば引いた下線を見せ合うような
星野源の「恋」の歌詞。「夫婦を超え、二人を超え、一人を超える」って、いったいどういうことだろう。その意味を初めて理解し、誰かに伝えたくなったとき、懐かしいあの人から電話があった――。エッセイスト 中前結花さんがJ-POPになぞらえて書く連載エッセイ、第8回。
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12月、“結果”が出るそのときに思うこと
駆け抜けた1年を振り返る季節。そして、闘いの“結果”を突きつけられる季節。勝てなかった悔しさも、その悔しさを「温泉でも行こう」と癒しあう尊さも、大人になった私はちゃんと知っている。エッセイスト 中前結花さんがJ-POPになぞらえて書く連載エッセイ。(WOW WAR TONIGHT 〜時には起こせよムーヴメント〜)
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